2021年5月13日木曜日

ROUND1の「スコアビンゴチャレンジ」は難易度高目だが、1000円キャッシュバックをねらってとことん練習する価値はたぶんある

◆ラウワンの主なイベント

・怪獣退治「LIVEdeキャッシュバッククエスト」
一般的に"宝箱"と呼ばれる「ラッキーボックス」が出て、かつ、自分も相手も絶好調で、しかも開始6分以内に投げ終われば、1000円キャッシュバックの可能性は高い。

・赤ピン残し「レッドピンチャレンジ」
エントリーし忘れ、時間切れ、2本出てこない、出ても位置が悪いなど、ほとんど運に左右される。

バックヤードのピンセットの機械の仕組みを熟知すれば、わざとレッドピンを2本出現させることも可能だが、出現する位置は思い通りにはならない。

・BINGO「スコアビンゴチャレンジ」
BINGOの要領で縦横斜めの一直線にそろえる。あとで練習法を解説する。

・ハンデ込みで300「パーフェクト300チャレンジ」
そう簡単にはとれない絶妙のハンデ設定。だめもとで参加する。

・ネット対戦「バトルボウリング」
50円出して、負けると没収、勝つと100円もらえる賭けボウリング、もとい、ネット対戦だ。

◆狙い目は「スコアビンゴチャレンジ」

これらのイベントを全部やろうとすると数時間はかかるし、かなり神経を消耗する。

他に何もすることがなくて時間にも余裕があってボウリングの上手な高齢の人々が9時から17時までかけて数千円稼ぐ世界がそこにある。

さて、これらのうちで狙い目なのが「スコアビンゴチャレンジ」である。

他のイベントはせっかく条件をクリアしても枠の人数が少なくて時間切れとなっていて200円しかもらえないということがよくある。

対して「スコアビンゴチャレンジ」は現在の設定においては既定の上限人数を超えないケースが多い。つまり枠の人数に余裕があるということである。

それだけ難易度が高いということだろう。

◆基本の反対を行う

ボウリングのスコアアップのためには、まずストライクをとること。

そのためにはヘッドピン、つまり1番ピンにボールが当たらなくてはならない。

さらに2投目で残ったピンを確実にとることが要求される。

「スコアビンゴチャレンジ」は、こうしたボウリングのスコアアップの基本と真逆のことをするため、基本が体に染みついたボウリング上級者ほど苦手なのが面白いところだ。

ヘッドピンをあえて外し、スペアをあえてとらない(指定の本数を残す)。それができないと1000円はもらえないのだ。

◆「スコアビンゴチャレンジ」のための練習法

・3本倒し
4-7-8、6-9-10だけを倒す練習をする。
・4本倒し
4-7-8、6-9-10をねらい、ピンアクションでもう1本倒れるのを期待する。
・5本倒し
4-7-8、6-9-10をねらい、ピンアクションでもう2本倒れるのを期待する。
・6本倒し
2-4-5-7-8-9、3-5-6-8-9-10だけを倒す練習をする。
・7本倒し
2-4-5-7-8-9、3-5-6-8-9-10をねらい、ピンアクションでもう1本倒れるのを期待する。
・8本倒し、9本倒し
ストライクをねらうとよく残ります。ピンが残りやすいしょぼいボールの使用も吉。
・⑥スプリット
ポケットの奥の1-2-4-10が残るラインを見つける。4-7-6-10は残そうとしたいときには出ない。
・⑦スプリット
4-7-10などが残るラインを見つけたいのだが……。
・⑧スプリット
2-7、3-10などが残るライン。厚目過ぎると出やすい。

◆この練習は決して無駄にはならない

3本倒し練習は、通常残りやすい7ピンないしは10ピンをとる練習とまったく同じである。

あえてヘッドピンを外すためには、どうアジャストするか。

都合のいい本数を残すためには、どのラインで何番ピンを倒すか。

なかなか奥が深いのが「スコアビンゴチャレンジ」である。

2021年2月17日水曜日

PTA会長になってほしいといわれて断った話

息子の担任の先生から電話があった。

「○○君のお父さんですね。(中略)PTA会長になっていただけませんか」
「忙しいのでお断りします」
「みなさんそうおっしゃるんです。どうかお願いします」
「他に適任と思われるかたがたくさんいらっしゃいますよね」
「それが、他の方々はみな女性でして……。やはりここは男性のかたに会長になっていただいたほうが、なにかとおさまりがよいのです」
「PTA会長は男性でなければならないという規則でもあるのですか」
「いやそういう規則はありませんが……」
「でしたら性別に関係なく選ぶべきです。そういえば、貴校の校長先生も女性ですよね。PTA会長に女性がなったら何か不都合でもあるのですか」
「い、いえそういうことは決して……」
「でしたら女性がPTA会長になってもなんら問題はありませんよね」

これは約10年前に実際にあったやりとり。最近の騒動で思い出した。

もともと女優だからという話

ある映画の感想についての話。

まじでネタバレになるのであえて映画名はいわない。ていうか、映画好きの人はいずれその映画を観るときにわかっちゃうので、このあとは読まないほうがよい。



主人公の男は離婚歴のある金持ち。

ある日、あなたの娘だと名乗るかわいい少女がやってくる。家出してきたのでしばらく泊めてくれといわれて預かることに。

初めのうちはぎくしゃくしているものの、そこはもともと血のつながりのある父娘。やがて互いに打ち解けていく。

ところがその女、実は悪い奴の手下。財産目当てで送り込まれた赤の他人。ということがあとから判明。

完璧に本当の娘になりきっていたのでまったく気付かれることなく、まんまと全財産を奪って逃走してしまう。



この映画について述べたある人の感想。

「本当の娘ではないと誰も疑わなかった。どうせなら悪の道とかに進むんじゃなくて、その迫真の演技力を生かして女優とかになるべき!」と力説(笑)。

いやいや、これは最初からフィクションだし、もともと女優だから!

2020年12月22日火曜日

よく道を聞かれるのだがきょうも道を聞かれた

 「あー、あのー、ちょっとすいませーん」

3mくらい後方あたりでだれかが叫んだ。振り返ると知らないオバサンが俺に対して話しかけていた。

「あ、あー、あー、あのー」っていいながら近づいてくる。相手はたぶん俺のことを知り合いか何かと勘違いしているが名前を思い出せない感じなので「何々さんですよね?」みたいにいわれたら「いいえ違います」と返す心の準備をしていた。

すると「ハローワークはどこですか」という。なんだ道を尋ねていたのか俺に。

よく道を尋ねられる。きっと周囲にヒマそうな感じが伝わっているのだろう。たしかにヒマ。ヒマ過ぎ。

「交番はどこですか」と通行人に聞かれるのはざらで「ハローワークはどこですか」という質問を受けるのはここ最近で2度目。この近くにハローワークがあるのだろうか。

たしかにその人物、現在失業中ですというような身なりをしておりここは過去に自分もハローワークでお世話になるどころか酷い目にあった記憶も蘇り邪険にもできないと立ち止まり対応した。

「私、この近くに住んでいるものではなくただの通りすがりですのでハローワークがどこにあるかは知らないんですよすいませんでは」と答えると、このオバサン「あ、そうですか。じゃあ他の人に聞きます」といって引き下がるどころか「デイインカードって知ってますか」と話題変更。

ああ何かのキャッチセールスだな。カードかなんかの勧誘だなこれは。面倒だから相手にするのはよそう。

とは思ったが近所の八百屋に買物に来た感じのルックスのオバサンがそんな質問してくるかなと思いながらつい「何カード?」「トレンディーカード」「トレンディー?いま流行りの?」みたいなやりとりを数回繰り返したあとそれはトレーディングカードであることが判明した。

いやいやいやいや待て待て待て。あのなんかアキバに歩いていそうな感じの若い男性ならともかく50くらいのスーパーのレジのパートのオバサンみたいな人からトレーディングカードという単語が出てくるとは想像できないまま「トレーディングカードがどうかしましたか」「トレーディングカードを売ろうと思ってたんですけどこのあたりにトレーディングカードの買取の店ないですか」というやりとりが続いてしまう。

そもそも横浜駅西口の平日午前10時前。そこは繁華街の真っ只中だが夜ならともかくまだどの店も開店してなくて通行人もまばら。

「トレーディングカードを売ろうしたんですけど身分証明書の提示が必要っていわれてダメだったんです」「ああそうでしょうね」「そうなんです。身分証明書持ってないととダメなんです」

代わりに俺に買い取ってくれまいかという押し売りかなんかだと思いきや次の質問が「このあたりでヤミでトレーディングカードを買い取ってくれる店知りませんか」ってなんだよそれ。

おいおいおいおい俺がトレーディングカードをヤミでさばいているような人間に見えるのか。俺はそんな人間に見えるのか。

俺はいちおうマイボウラーとしてこのところ連日のハードな練習を重ねてきており、いまも15ゲームほど投げたうえに15ポンド(約7kg)の重いボールを4個も運んでいるために歩行速度が他の通行人よりも極端に遅い。

ボウリングを知らない人が見たら少しヤバい感じに見えなくもないがトレーディングカードのヤミ取引に精通しているとこのオバサンには見えたようだ。

と改めて相手の顔をよくよく見るとその視線が定まっていない。どこか遠くを見つめているような本物感が漂っていた。

ぞぞ。ここはこれ以上の関わりを持つのは凶。と判断して早々に話を切り上げるべく「だったらやっぱメルカリとかで売ったらよいのではないでしょうか」「ああ、メルカリ。ああ」と会話が一瞬途切れたすきに俺は自分の車を置いてあるコインパーキングの方向へ歩き始めてそれ以上オバサンは付きまとってこなかったので難を逃れた。

なんなんですかあの人は。

そもそもなんでそんな時間にそんなところを俺は通行していたのかというとラウンドワン横浜西口店のロッカーに預けてあるボールをオイル抜き済みのボールと入れ替えるついでに2時間ほど投げたあとそこを出た直後のことだった。

何ゲームも投げてレーンに塗ってあるオイルを吸い込み過ぎてテカテカでベトベトなボールを投げると滑ってしまって3度から6度といわれるポケットへの理想的な入射角を実現できない。ピンアクションも悪くなる。10ピンが残る。そこで定期的なメンテナンスとしてボールのオイル抜きが必要となる。

先週今週と連続でプロボウラーからプライベートレッスンを受けてフォーム変更をした。フォームとは投球フォームのことである。新しい投球フォームに変更するとそれが身に付くまで練習はかかせない。いままでとは違う動きをするためにタイミング調整に時間を要する。

やはり自己流の投げかたでは限界がくる。独自の投げ方でも練習を重ねればある程度はスコアは上がる。実はそれが落とし穴なのである。

アベレージが上がれば上がるほどそのオリジナルの投法は身体に沁み込んでしまう。服にたとえれば脱げなくなってしまう。

俺のような両手投げいわゆるツーハンズなる投げかたは昨今10代20代の男性にとってはサムレス投法とともに当たり前のものになっている。が、それを教えることのできるプロボウラーが少なく、動画で見よう見まねつまり独学で覚えるのみ。

誰にも教わらないで投げ続けてもそこそこ中級レベルまでは到達するがそこでアベレージが頭打ちとなる。自己流のクセがついたままだからだ。

やはりプロに教わってなるべく上を目指したいと考える俺。なのでこのたび高津店から横浜西口店に配置転換になった両手投げのプロボウラーの指導を受けることにしたわけだ。

どうがんばっても自分を含め素人が正解にたどりつくのはむずかしい。正解にたどりつけるとしても相応の時間がかかる。プロに見てもらえば試験中にその場で答えを教えてもらうのに等しい。

ずるいのではないか。そうではない。時間の節約なのだ。プロボウラーは試合に出場して賞金を稼ぐ以外に、ユーチューバーになってボウリングの解説動画をアップしたり、解説本を出したり、人にボウリングを教えたりして食べているのであるからむしろそれでいいのだ。

ということでレッスンを受けた内容はいわば買ったばかりの服のようなものでまだ自分になじんでいない。これを自然な動きにするためには反復練習を行い、脳に新しい回路を作らなくてはならない。

身体の動きの変化を自分で意識しつつその動きをすることは不可能であってそれを無意識にできるようになるまでには訓練が必要である。

自分の身体の動きを意識しながら動作をしているときには脳の処理に0.3秒くらいの遅延が生じ、それが身体の動作に影響してタイミングがずれる。投球時のすばやい動きにその遅延は致命的。

これが覚えたての動作がうまくいかない原因なのである。

こういう身体の仕組みがわからないため、投球フォームを変えることによる一時的なアベレージダウンを嫌って現状の投球フォームを維持継続する人がほとんどである。

人の数だけ投球フォームがあっていい。みんながみんなそのままですばらしい。とかいってあげたいのだけれどそうは問屋が卸さない。

後ろで見ていると「よくこんな投げかたをするものだ」という人がいる。

すべての人は美しいフォームで投げなさい。といいたいわけではない。先述したように投球フォームは服にたとえられる。

だれがどんな服を着ようとだれかに迷惑をかけるわけでなく、その人が着たい服を着ればいい。

だから他人がどんなに汚い服をきていようと奇抜でありえない服を着ていようと俺には関係ない。責任があるのは自分が着る服だけ。というふうに思う。

自分が理想とする投球フォームを実現すべくボウリングの練習を重ねる2020年の暮れのことであった。

ってこれはボウリングにまつわる話だったんですね。書き終わってから気が付きました。

2020年8月26日水曜日

やがて土になる

このブログのタイトル画の猫はまだ健在である。

家の中のどこかに潜んでいて1日数回の餌の時間だけ、どこからともなく現れる。



昨日、年に一度の予防注射。

自宅から車で30秒の激近のところに動物病院ができたおかげで便利。

とはいえ、毎年やってると猫もケージを見ると逃げ出す。

入るまいと足をつっぱるところをなんとかだましだまし押し込んで出発。

体重、体調問題なし。

ちょうど10年生きたのであと5年くらいだろうか。



先月、約15年飼った亀の寿命が尽きた。

庭を掘って埋めた。

この猫も死んだら庭に埋める。

間違ってもわけのわからない業者とかに頼りたくない。

1980年代後半に買い集めたPKD

本棚に並べて飾っていたのだが、このご時世で読書再開。

頁に挟まっていたレシートの日付は1988-8-27

買ってから32年たってから読むとは!

そういう本がたくさんある。

読むときに買うというやりかただと、結局買いそびれたり絶版となったりして永久に読めないことがある。定価の3倍出さないと買えないとか。

図書館で借りるのもいいが読みたいと思ってから実際に入手するまでに手間と日数がかかる。



さて、今回読んだのは「死の迷路」

映画「マトリックス」や映画「インセプション」の要素があり、それらに感銘を受けた人にとっては必読です。

2020年8月8日土曜日

冷房したもの勝ち

帰省していいのかいけないのか問題になっているようだ。

旅行と帰省は移動という意味では同じだが、観光と年中行事(帰省して墓参りするのだということで宗教的行事とも解釈される)を一緒にするな、帰省を規制するな、いやトラベルがトラブルになっていいのか。ともう世の中はわけがわからなくなっている。

体温近くまで気温が上昇する今日このごろ、ガンガンに冷房の効いた部屋でキンキンに冷えたビールを飲みながらダラダラとテレビ見てるのが吉。

ただし、部屋の中の冷蔵庫の放熱部分がアツアツになっているように、都市の気温上昇は建物内の熱を戸外に放出しているだけで、冷房すれば冷房するほど猛暑になる。結果、ますますエアコンの設定温度を下げなくてはならない。

ちなみによく食品で常温保存というものがあるが、夏季の室温は常温ではない。冷蔵庫に入れたほうがいい。