2011年6月23日木曜日

得したいと思っている

 検索した本が一円だったりするとその日一日気分がよろしい。でも送料は250円かかる。

 リッター数円の違いで遠くのガソリンスタンドに行き、団子一本食えるなと思う小さな幸せ。その日は団子屋がお休みだった。

 映画を一ヶ月無料で観ることができるフリーパスを手に入れるために、映画を一年間有料で観まくる計画をたてたりする。計画は実現したが、一ヶ月の間、猛烈に映画を観まくるのはスケジュール的にとてもハードだ。

 世の中には、「一億円貯める」だの「こうやって儲けた」だの「貧乏は治る」みたいな本がある。

 すでに成り上がっちゃってる富豪の家に生まれることが選べないのと同様に、成り上がるのに必要な不屈の精神が自然に身につく過酷で不遇な環境に生まれることも選べない。選びたくないけど。

 著者の力説する「こうすれば、こうなる」の「こうすれば」の部分がそもそもできない。読んだ人が著者と同じことをできるかといえば、やっぱり無理な場合が多い。やる気がおきない。めんどうくさい。だるだるイングリッシュのダルさんなのだ。

 空から一万円札が降ってくることもあるようだが、必ずしもその真下にいるとは限らない。
 
 

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