2012年12月10日月曜日

6000マイル 1ヶ月フリーパスポート 結果報告(ネタバレ注意)


年月日タイトルレイティング/あらすじ/感想
2012/11/12アルゴ★★★★★/ありえない方法で人質を救出するという実話/面白い。原作も読む予定。
2012/11/12エクスペンダブルズ2★★★☆☆/頑強な男たちが大暴れ/詳しいあらすじは忘れた……。
2012/11/13最強のふたり★★☆☆☆/事故で全身麻痺となった大金持ちを介護する男の実話がベース/介護職の人は観たほうがいいかも?
2012/11/14リンカーン/秘密の書★★☆☆☆/リンカーンは大統領になる前にはヴァンパイアハンターだった/なんでリンカーンなのかなと……。
2012/11/16のぼうの城★★★☆☆/昔の戦は土木工事だった/日本史が好きな人向き
2012/11/19ふがいない僕は空を見た★★☆☆☆/コスプレイヤーの恋愛話/……。
2012/11/20その夜の侍★★★☆☆/プリンが大好きな男の復讐劇/プリンがそんなに好きか
2012/11/26ロックアウト★★★★☆/大統領の娘を救出する元CIAエージェント/殴られ過ぎ。
2012/11/27ドリームハウス★★★★★/引越先の家は殺人があった家だった/タイトルとポスターでほぼネタバレ、冒頭のシーンで確定。だが、それでも面白かった。2度観て、さらにDVDも購入。
2012/11/30人生の特等席★★☆☆☆/年老いたスカウトマンとその娘の関係修復/マネーボールもそうだったが、大リーグに詳しくないと楽しめないかも……。
2012/12/4007 スカイフォール★★★☆☆/MI6存亡の危機を救おうと、死んだはずの男が帰ってきました/なぜそれほどまでにMを守るのでしょうか? あ、軍艦島だ!
2012/12/5ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館★★☆☆☆/潜入! 幽霊の出る村/ハリー・ポッターも、もう父親役
2012/12/10砂漠でサーモン・フィッシング★★★★☆/砂漠で釣りしたいんだよね。と大富豪が言った。/シンプルでわかりやすいラブストーリー


レイティングは、★の数が多いほど高得点。
★★★★★観るべき
★★★★☆時間があれば観るがよい
★★★☆☆地上波で放送されたら観るがよい
★★☆☆☆事前によく調べて観たければ観るがよい
★☆☆☆☆どうしても観たいならたら観るがよい

2011年6月24日金曜日

【300文字小説】

届け先は…

 
久しぶりの休暇。今日は昼頃までゆっくり寝ていることにしよう。と思ったとき、枕元に置いてあったケータイが鳴った。

「お仕事中、申し訳ありませんが、大事なお知らせがございまして……」
最近こういう電話が多い。せっかくの休みなのにあまり嬉しくない。適当にあしらうことにする。
「どうでもいいけどいま仕事中なんで切りますよ」
「大事なお知らせを聞きたくないですか」
「はいはい。どんなお知らせですか」
「いますぐ、ありったけの現金を持ってきてください」
正体を現したな。こういうときは慌てず騒がず、騙されたふり作戦をして警察に連絡だ。
「で、どこに届ければいいですか」
「あなたの自宅です」
 階下のキッチンで人のいる気配が……。
 
 
 

【300文字小説】

通達

 
「おいおい、また本社の安全対策委員会から変な通達が来たぞ」

  今後、一切の紙の使用を禁止します。
  連絡は社内メールを使用し、
  文書は電子ファイルで作成してください。

「なんだって? もう、紙を使っちゃいけないのか」
「どうしてだ?」
「わが社もペーパーレスの時代ってことかい?」
「トイレットペーパーはいいのか?」
「先週、カッターやハサミの使用が禁止されたばかりだよ」
「ダンボール箱を開けるときにだれかが怪我したんだってさ」
「なんでも禁止すりゃいいってもんじゃないだろ。まったく」

「とりあえず、この通達、そこのバインダーにファイリングしといてよ」
「はい」

「あ、痛い! 紙で指切っちゃった」
「通達が来るのが遅かったか……」
 
 

2011年6月23日木曜日

得したいと思っている

 検索した本が一円だったりするとその日一日気分がよろしい。でも送料は250円かかる。

 リッター数円の違いで遠くのガソリンスタンドに行き、団子一本食えるなと思う小さな幸せ。その日は団子屋がお休みだった。

 映画を一ヶ月無料で観ることができるフリーパスを手に入れるために、映画を一年間有料で観まくる計画をたてたりする。計画は実現したが、一ヶ月の間、猛烈に映画を観まくるのはスケジュール的にとてもハードだ。

 世の中には、「一億円貯める」だの「こうやって儲けた」だの「貧乏は治る」みたいな本がある。

 すでに成り上がっちゃってる富豪の家に生まれることが選べないのと同様に、成り上がるのに必要な不屈の精神が自然に身につく過酷で不遇な環境に生まれることも選べない。選びたくないけど。

 著者の力説する「こうすれば、こうなる」の「こうすれば」の部分がそもそもできない。読んだ人が著者と同じことをできるかといえば、やっぱり無理な場合が多い。やる気がおきない。めんどうくさい。だるだるイングリッシュのダルさんなのだ。

 空から一万円札が降ってくることもあるようだが、必ずしもその真下にいるとは限らない。
 
 

ネタバレ注意!「127時間」

 2003年、アーロン・ラルストンの事故とその顛末はニュースとなり、「全米が感動」して「映画化決定!」したと記憶している。

 2005年、本人が写った写真を表紙にした手記が出版され、二度目のネタバレ。

 2010年、どんな映画なのかGoogle先生に聞くと、検索結果のタイトルで思いっきりネタバレ。

 2011年、映画の公開に合わせて出版された文庫本のソデに答えが書いてあって(これまでのネタバレを知らない)アマゾンのレビュアーが激怒して星1つ。

 予備知識なしでこの映画を鑑賞するのは難しい。

 最悪、バランスをうまくとりながら山盛りのポップコーンとコーラをのせたトレイを持って真隣に着席したカップルの会話からネタバレする可能性すらある。

 確かに、ネタバレで観る気が半減する映画はある。でも、この映画は違う。

 生きてて良かった。素直にそう思った。アーロン・ラルストンの本も発注した。自分の中で何かが変わった。自分にはまだ両手があって良かったと思った。

2011年6月6日月曜日

【300文字小説】

大自然

 
雲一つない晴天だというのに、何やら穏やかではない。トラブルになっているようだ。
「おい、それ以上近づいたら承知しないぞ」
「お前のほうこそ出て行け」
「この林に入るなっていってんだろっ」
「冗談じゃねぇ」
「やるか!」
「おう!」

しばらくすると、こんどは若者たち集まってきて、いっせいに叫びはじめた。
「おーい、だれか俺と付き合ってくれー!」
「俺の彼女にならないかーい!」
「こいつよりぼくのほうがイケメンだよー!」
「嫁に来ないかー!」

山頂に向かうロープウェイの中ではこんな会話があった。
「やっぱり自然は最高だな」
「たまにはこうして休暇をとって都会を離れるのもいいわね」
「まったくだ。鳥の鳴き声もうるさいくらいだな」
 
 

2011年5月25日水曜日

【300文字小説】

新入社員

 
「今度配属された新入社員はどうだい?」
「正確に仕事をこなすやつですよ。まるで機械のように」
「無駄なおしゃべりは一切しないし、勤務態度もいたって真面目です」
「ただし、あんまり人付き合いはよくないですね。酒やタバコも全くやらないそうです」

「いまどき、珍しくないだろ。そういうのは」
「でも少し変わっているよ。あいつ」
「確かに。メシに誘っても、ぜんぜんのってこないしな」
「他人と一緒に食事をするのが嫌いなんだろ」
「あいつの近くで、モーターが回るような音を聞いたっていう噂もありますよ」

「そんな。まさかロボットってわけないよな。ははは。あれ? 今日はまだ見てないぞ」
「充電のために休みますって連絡が入っています」