猫が勝手に靴を履く
東京新聞:第7回300文字小説賞 優秀賞 「海へ向かう特急」
2020年6月29日月曜日
元気をあげない
ここ数年で、すっかり定着した感のある「元気をもらった」という表現が大嫌いである。
スポーツ選手の活躍を見て、よく感想に使われたりする。
〇〇のシーンを見て元気が出たとはいうのはよろしい。元気をもらったとは言ってもらいたくない。
元気はあげたり、もらったりできないと思う。元気というのはその人の内面の現象だから。
それが許されるなら、そのうち元気を貸したとか借りたとかいいだしかねない。
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